NPO法人ダイバーシティ工房は、2021年、公益財団法人小林製薬青い鳥財団様より「障がい・病気に悩む子ども達とその家族が抱えている様々な医療・福祉上の支援活動」へ助成をいただきました(助成期間:2022年4月~2023年3月)。
https://www.kobayashi-foundation.or.jp/assist/index.html
文科省が2012年に行った調査(「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」)によると、知的発達に遅れはないもののの学習面で著しい困難を示す児童生徒の割合は4.5%という結果があります。
その中でも、「読む」ことや「書く」ことに著しい困難を示している児童生徒は2.4%で、学習面の困難さの中では一番高い困難さという結果が出されています。「読みのつまずき」は「書きのつまずき」にも繋がり学習全般に影響するだけではなく、一般的な語彙や知識の習得にも影響を与えます。
ダイバーシティ工房も発達障害を持つ子どもたちへの学習支援を実施する中で、「ひらがなの読み書き」に困難さを持つ子どもたちに多く出会い、小学校高学年や中学生の学習の苦手さは「ひらがなの読み書き」のつまずきが少なからず影響していたことを実感しています。
本事業では「『読み書き』に困難さを持つ障がい児へのオンラインによるオーダーメイド学習支援」として、ひらがなの読み書きに困難を抱える子どもたちへ個別のオンライン支援を行ってきます。
小林製薬青い鳥財団様、この度は誠にありがとうございます!

(贈呈式の様子)